ITよもやま話

このブログは株式会社テクノクラフトがお送りする、情報リテラシーやデザインの小技の紹介ブログです。

「わいせつな画像」はどこまで載せていいの?サーバーの場所と法律

 

 

こんにちは、株式会社テクノクラフトの代表取締役、高原です。

 

最近はTwitterinstagramなどでいろんな写真、画像が見られる時代になりましたが、その中でも「わいせつな画像」ってどこまでがわいせつなのか?という境界線は誰しも持っている疑問なのではないでしょうか?

 

一歩間違えれば警察にお世話になるかもしれない、「わいせつな画像」。
今回はここにスポットを当てていきますよ!

 

 

 

 

 

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あれは今から15年ほど前のことでした。
私は、ホームページ制作の仕事でちょっとエッチなサービスを提供するお店のホームページを依頼されたことがありました。

 



そこで、ふと疑問に思ったのが

「女性のセクシーな画像はどこまで載せていいのだろうか?」

 という疑問です。

 

 

 

法律学を学んだわけでもないし、当時はっきりした答えは書かれてなかったですし、もう悩んでも仕方がないので、最寄の警察署の生活安全係に出向いてきました!

 

 

 

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「すみません。教えていただきたいことがあるのですが、わいせつな画像ってどこからわいせつなんですか?」

 

 

突然の訪問だったのにも関わらず、担当の人が来てくださって話を聞いてくれることに…

応接室がなかったため、取調室に案内されましたが(笑)

 

 

 

 

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「仕事の関係でちょっとエッチなサービスを提供するお店のホームページを作ることになったのですが、実際ホームページに何処まで載せてもいいものなんですか?インターネットの世界では、サーバーのある場所の法律に従うルールがあるみたいなんですが。」

 

「結論から言いますと、日本の法律と海外の法律の違いを悪用されることが一番怖いので対応を急いでいるところなんです。」

 

どういうこと?

と思われた方、いるんじゃないでしょうか。

 

 

難しい話ではありません。

 

実は、日本では女性の秘部なんかはNGだったりしますが、カルフォルニアだったりするとOKだったりするのです。

 

この法律の違いを悪用されれば、NGな画像もグレーゾーンになってしまったりと国の法律があってないようなものになってしまうのです!

また、「わいせつな画像」の基準については法的に「徒に性欲を興奮又は刺激せしめ且つ普通人の正常な性的羞恥心を害し善良な性的道義観念に反する」ことが基準だと説明してくれました。

 

 

つまり…

 

過去の判例と、捜査員がわいせつだと判断した場合「わいせつな画像」

としか言えない、とのことでした。

 

グレーゾーンの黒に近い側は行くな!限りなく白いところにいなさい!

きっとそういう意味なんだろうなと、私は思いました。

 

 

さて、

 

もし捜査チームの方が全員敬虔なイスラム教徒の戒律に厳しい宗派だった場合、二の腕の露出した女性の写真は「わいせつな画像」に該当するのか?

 

という疑問をぶつけてみた。

ちょっといじわるな質問ですね(笑)

 

担当の方は苦笑しながら

「全員がそうであれば、わいせつでしょうね。」

と返答されました。

 

 

まとめ

長々と書きましたが最終的には

 

海外のサーバーを使用しても画像が勝手に湧いてくることはない。

原本となるモノが日本国内にあるのなら、それは違法となるかもしれないよ!

 

そういうことなのだと思います。

皆様、グレーゾーンな画像にはくれぐれも気を付けてくださいね。

 

 

おまけ

応接室がない、ということで取調室に案内された私。

取調室といえば「カツ丼」ですよね!

 

「取調室って刑事ドラマのそのままなんですね。まあ、カツ丼でも食べてってやつ…」

なんとなしに、そんなことをポツリとつぶやくと衝撃な事実が!

 

「カツ丼はこちらの奢りではないんですよ。(笑)」

 

 

取調されるようなことはしないことですね…

ブログ開設 / 運営者情報

(※この記事は2017/10/10に更新されたものです)

 


こんにちわ、株式会社テクノクラフトです!

 

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☎0166-73-7544
☎0166-63-2882(緊急連絡先 担当高原)

 

スタッフ

髙原(タカハラ) 代表取締役

ビジュアルが「反社会的勢力」と言われること20年。眉間にしわを寄せて静かに怒り狂ってるように見えるけど、本当は老眼で画面の文字が見えないだけ。

機器修復、ウイルス駆除、情報教育などを担当しているが、突然イラストレーターでチラシを作り出したり、プログラムを書き出したりする。

口癖は「それくらいの(デザイン・プログラム)ノリでできなくてどうする」だが、実は一番綿密に計算しているのも事実。

 

庄内(ショウナイ) デザイナー/プランナー

見た目は女、中身はおっさん。ネット界隈で「モブおじさん」とよばれるモノを目指す、ちょっと変わったデザイナー。

WEBマーケティングからコーディング、デザインカンプ、ワイヤーフレーム
DTP(チラシや名刺、メニュー表など)の制作、考案
イラスト、似顔絵、キャラクターデザイン
デザイン分野を幅広く手掛けている。

しかし、豆腐メンタルなため、すぐに悩み、髙原に泣きつく。
参考書と画集が大好きで、買いすぎゆえに破産しかけたことがある。

 

 

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